会社で健康診断って何故あるの?
ネイルサロンで働くネイリストの中には、「健康診断って、本当に必要?」と疑問に思ったことがある方も多いかもしれません。特に、美容業界では正社員として働いていても、健康診断の実施が曖昧だったり、実際には行われていないというケースも珍しくありません。
福岡でネイリストとしての採用を目指す人や、現在転職を考えている方にとっても、「健康診断の有無」は意外と見落としがちなチェックポイントの一つです。実は、健康診断がきちんと実施されているかどうかには、その職場の「社員をどう扱っているか」がよく表れます。
これは単に体調をチェックするための制度ではなく、法律に基づいた「会社の責任」でもあります。そして、ネイリストという職種は、見た目の華やかさとは裏腹に、目や腰に負担がかかりやすく、体力的にも継続的なケアが必要な仕事です。
だからこそ、会社が健康診断をきちんと行っているかどうかは、働く環境として非常に大切な指標。次回はその根拠となる法律や、実際に福岡エリアのネイルサロンではどうなっているのかについて詳しくご紹介します。
参考記事:福岡のネイルサロン就職で後悔しないために|経営のリアルを知る
健康診断は義務?それとも任意?
実は、企業が従業員に対して健康診断を行うことは「労働安全衛生法」という法律によって義務付けられています。特に正社員として雇用している場合、年に1回の定期健康診断を実施しなければならないと明記されています。
この法律の目的は、社員の健康を守るためだけでなく、職場での労働災害や体調不良によるパフォーマンス低下を未然に防ぐことです。つまり、健康診断は「従業員のため」であると同時に、「事業の安定運営のため」にも重要な制度です。
ここで注意したいのが、「実際にやっているかどうか」です。ネイルサロンの中には、就業規則などに健康診断の記載があっても、実際には実施していないケースもあります。形式だけで済ませてしまっている職場も存在し、「表記だけしておけば大丈夫」という考えが根付いてしまっているサロンも少なくありません。
特に福岡のようにネイルサロンが多い地域では、採用の段階で待遇面を丁寧にチェックしないと、こういった「見えない差」が後になって影響することもあります。
では、この健康診断、費用はどうなるのでしょうか?
参考記事:ネイリストの就職事情とは?現場で求められる力と課題
健康診断の費用は誰が払うの?
結論から言うと、法令に基づいた健康診断にかかる費用は「会社が全額負担」するのが原則です。つまり、ネイリスト本人が費用を出して受けに行く必要はありません。
これは「義務」としての健康診断であるため、会社側が責任を持つべき項目として扱われています。健康を守るための制度を「自己負担で受けに行ってください」というのは、正社員採用の職場では基本的にあり得ない対応です。
ただし、実際の現場ではこうした原則が曖昧にされがちです。例えば、「うちは業務委託だから健康診断は関係ない」といった認識があったり、「自由参加で案内してるから、受けたい人だけ受ければいい」というスタンスを取るサロンも存在します。
しかし本来、会社が健康診断を任意にしてしまうのは適切とは言えません。特に、美容やネイル業界のように体への負担が多い仕事では、健康管理を会社が積極的にサポートしているかどうかは、働く側にとって大切な安心材料のひとつになります。
では、もし健康診断を行っていないサロンがあった場合、それはどう捉えるべきなのでしょうか?

健康診断をしていないサロンは、どう考える?
ネイルサロンの求人票や説明の中に「健康診断あり」と書いてあっても、実際には実施していない、あるいは費用が自己負担になっているケースがあります。これは法律違反とまではいかなくても、「社員の健康をどう考えているか」が見えてくる重要なポイントです。
特に、ネイリストの仕事は目・腰・指先への負担が大きく、集中力も必要なため、定期的に体調を確認することは非常に大切です。ですが、サロンによってはそうした配慮が後回しになっていることもあります。
若い方や、社会人経験が少ないネイリスト志望の方にとっては、こういった制度の意味を深く考える機会が少ないかもしれません。「健康診断って、みんな自己管理でやるんじゃないの?」と思ってしまう方もいるでしょう。
けれど、実際には「きちんと実施されているかどうか」が、その職場がどれだけ働く人を大切にしているかを判断するひとつのものさしになります。表面的にはおしゃれなサロンでも、裏側で社員への配慮が欠けていると、働いてから後悔することもあります。
だからこそ、「健康診断あり」の言葉を見たときには、「実際にどう運用されているか」「費用は誰が負担しているか」を確認するのがおすすめです。
福岡のネイル業界ではどうなっている?
福岡は美容業界全体が活発で、ネイルサロンの数も非常に多いエリアです。その分、サロンごとに働く環境や制度の整い具合に差が出やすいという特徴もあります。
例えば、きちんと健康診断を実施しているサロンもあれば、就業規則上は記載されていても、実際は行っていない、または個人負担で済まされているところも少なくありません。
こういった違いは、実際に求人を見ただけでは分かりにくいかもしれません。しかし、だからこそ面接や見学の際に「健康診断は毎年実施されていますか?」「費用は会社が負担していますか?」といった具体的な質問をしてみることが、自分の働く環境を守るうえで重要になります。
また、ネイルサロンによっては「業務委託だから関係ない」と言うケースもありますが、たとえ業務委託であっても、スタッフに対して健康や働きやすさへの配慮をしているサロンは存在します。たとえば、検診の案内をしてくれたり、推奨する制度を設けていたりする職場もあります。
福岡でネイリストとして転職や再スタートを考えているなら、「デザインが好きか」「おしゃれな雰囲気か」だけではなく、制度面もチェックすることが、長く安心して働けるかどうかの判断材料になります。
アンドネイルでは、毎年きちんと実施しています
福岡アンドネイルでは、全スタッフを対象にした年1回の健康診断を毎年実施しています。さらに、インフルエンザ予防接種も会社負担で受けられるようにしており、体調管理の面でも安心して働ける環境づくりを進めています。
こうした取り組みは、ネイルサロン業界ではまだ珍しい方かもしれません。実際には「健康管理は個人の責任」という風潮が残っている職場もありますが、アンドネイルでは、スタッフが健康で長く働けることが一番の価値だと考えています。
ネイリストという仕事は、見た目の華やかさだけでなく、地道な努力や体調の維持が必要な職種です。だからこそ、会社として定期的な健康診断や予防接種をしっかりサポートすることが「当たり前」であるべきだと考えています。
また、これらは就業規則に記載するだけでなく、実際に毎年欠かさず実施している取り組みです。福岡で働くネイリストとして「きちんとした職場で、安心してキャリアを築いていきたい」と考える方にとって、こうした制度の存在は大きな安心材料になるはずです。

健康診断から見えてくる職場の本音
ネイリストとして働くうえで、サロンの雰囲気やデザインの好みはもちろん大事です。でも、毎日通う職場だからこそ、本当の意味で安心して働ける環境かどうかを見極めることも同じくらい大切です。
そのひとつの指標が「健康診断の実施」です。単に制度としてあるかどうかではなく、「実際に行われているか」「費用は誰が負担しているか」「インフルエンザ予防接種なども含まれているか」など、細かい部分にこそ、職場の姿勢があらわれます。
福岡アンドネイルでは、こうした制度を形式だけで終わらせず、実際にスタッフ全員が毎年受けられる体制を整えています。これは、「働く人の健康を大切にすることが、お客様の満足にもつながる」という考えがあるからです。
これからネイリストとして就職・転職を考えている方へ。求人情報を見るときには、ぜひ「健康診断あり」の表記だけでなく、「どう運用されているか」「スタッフにとって本当に安心できる環境かどうか」に目を向けてみてください。
小さな項目のように見えても、そのひとつひとつが長く働ける場所かどうかを教えてくれる大きなヒントになるはずです。

