成長記録特集

JNA認定講師とは?ネイリストのキャリアとして選ばれる理由

福岡のネイリスト

JNA認定講師とは?

ネイリストとして経験を積み、技術にも自信がついてくると、「この先、自分はどんな働き方をしたいのだろう」と考える瞬間が訪れます。
ずっとサロンワークを続けるのか、独立するのか、それとも後輩を育てる立場に進むのか。

そんな中で多くのネイリストが一度は耳にするのが、JNA認定講師という存在です。
この資格は、単に上級者であることを示すものではありません。ネイルの技術、知識、考え方を次の世代へ伝える立場に立つための資格です。

この記事では、JNA認定講師とは何か、取得までの流れ、試験の内容、資格を取ることで広がるキャリアまで、初めて調べる方にもわかるよう丁寧に解説していきます。


  1. JNA認定講師とはどんな資格なのか
  2. 認定講師が増えない現実と、その背景
  3. なぜ多くのネイリストが途中で断念するのか
  4. それでも認定講師を目指す人の共通点
  5. 認定講師が希少であることの意味
  6. 数が増えないからこそ求められる役割
  7. 認定講師試験を受けるための基本条件
  8. なぜここまで厳しい条件が設けられているのか
  9. 認定講師試験の全体像
  10. 実技試験で見られるポイント
  11. トレーニングハンドでの審査が意味するもの
  12. 筆記試験で問われる知識の深さ
  13. 面接試験で見られている本当のポイント
  14. 認定講師資格を取得するメリット
  15. サロンワークへの意外な好影響
  16. 独立やスクール開業という選択肢
  17. 収入面・働き方の変化
  18. 認定講師を目指す前に考えておきたいこと
  19. まとめ:認定講師はゴールではなくスタート
  20. どんな試験があるの?認定講師試験の内容を詳しく解説
  21. 実技試験で見られているのは完成度だけではない
  22. モデルを使った実技試験の特徴
  23. トレーニングハンドで行う実技試験の意味
  24. 実技で特に重視されるポイント
  25. 筆記試験で問われるのは暗記力ではない
  26. 衛生管理に関する知識の重要性
  27. 面接試験で見られているのは人柄と覚悟
  28. 面接で評価されやすいポイント
  29. 認定講師試験は総合評価で決まる
  30. なぜここまで厳しい試験なのか
  31. 試験内容を知ることが第一歩

JNA認定講師とはどんな資格なのか

JNA認定講師とは、日本ネイリスト協会が定める基準を満たし、ネイルを教えるに値すると認められたネイリストに与えられる資格です。
サロンワークが上手い、検定に合格している、それだけでは取得できません。

重要なのは「人に伝える立場としてふさわしいかどうか」です。
正確な理論、安定した技術、衛生に対する意識、そして言葉で説明する力。これらすべてが求められます。

ネイルスクールで講師として働く、検定対策を指導する、技術指導や教育の場に関わる。
そうした役割を担うための信頼の証が、この資格だと言えます。

認定講師が増えない現実と、その背景

JNA認定講師は、年々増えている資格ではありません。
むしろ、挑戦者は限られ、取得者数も横ばい、もしくは減少傾向にあります。

理由はシンプルで、この資格が「簡単に取れるものではない」からです。

高い技術力だけでなく、理論の理解、衛生管理への意識、指導者としての姿勢まで求められます。
さらに、受験資格を満たすまでに長い時間と経験が必要なため、誰もが気軽に目指せる資格ではありません。


なぜ多くのネイリストが途中で断念するのか

認定講師を目指す過程で、途中で諦めるネイリストも少なくありません。

理由の一つは、サロンワークとの両立の難しさです。
日々の施術に追われながら、理論の復習や練習時間を確保するのは簡単ではありません。

また、
「自分は本当に人に教える立場に向いているのか」
「ここまでの責任を背負えるのか」
といった精神的なハードルもあります。

この資格は、技術職としての延長ではなく、教育者としての覚悟が問われる資格だからです。


それでも認定講師を目指す人の共通点

取得者が増えない中でも、あえて認定講師を目指す人には共通点があります。

それは、
自分の技術を誇示したいのではなく
ネイル業界そのものを良くしたい
という視点を持っていることです。

後輩の育成にやりがいを感じる
基礎や理論の大切さを強く実感している
間違った知識が広まることに違和感を覚える

こうした想いを持つ人ほど、時間をかけてでも認定講師を目指します。


認定講師が希少であることの意味

認定講師が増えないという事実は、ネガティブなことではありません。
むしろ、この資格の価値を裏付けています。

誰でも名乗れる肩書きではなく、
積み重ねた努力と覚悟の証として存在している。

だからこそ、
認定講師という肩書きには重みがあり
業界内外からの信頼につながります。


数が増えないからこそ求められる役割

ネイリスト人口が増え、情報が溢れる今だからこそ、
正しい技術と知識を伝えられる人材は貴重です。

認定講師は、
技術を教える人
検定に合格させる人
で終わる存在ではありません。

業界の基準を守り、次の世代へ繋ぐ役割を担っています。


認定講師試験を受けるための基本条件

JNA認定講師試験には、誰でもすぐに挑戦できるわけではありません。
これまで積み重ねてきた実績や資格が、受験資格として求められます。

まず大前提となるのが、ネイリスト技能検定1級の取得です。
しかも合格した直後ではなく、一定期間が経過していることが条件になります。
これは、合格後に実務や練習を重ね、本当の意味で技術を自分のものにしているかが問われるためです。

さらに、ジェルネイル技能検定の上位資格、衛生管理に関する資格、認定校でのカリキュラム修了なども必要になります。
単なる検定コレクターではなく、総合的なプロフェッショナルであるかどうかが見られます。


なぜここまで厳しい条件が設けられているのか

認定講師は「教える側」です。
間違った知識や曖昧な技術を伝えてしまえば、それが業界全体の質の低下につながります。

だからこそ、基礎が徹底して身についているか、理論と技術が一致しているか、衛生や安全に対する意識が高いかが厳しくチェックされます。

自分では当たり前だと思っている動作や考え方も、誰かに説明するとなると、曖昧さは許されません。
この資格が難関とされる理由は、そこにあります。


認定講師試験の全体像

認定講師試験は、大きく分けて複数のステップで構成されています。
一度の試験で終わるものではなく、段階的に評価される仕組みです。

試験では、実技力だけでなく、理論理解、説明力、立ち居振る舞いまで含めて総合的に判断されます。
つまり、ネイルが上手いだけでは合格できません。


実技試験で見られるポイント

実技試験では、基本的なネイルケアやイクステンションなどが課題となります。
ここで重要なのは、完成度の高さだけではありません。

施術の流れが理論に沿っているか
無駄な動きがなく、安全に配慮できているか
モデルへの声かけや所作が丁寧か

これらすべてが評価対象です。

完成したネイルが美しいのは前提条件。
その過程にこそ、講師としての資質が表れます。


トレーニングハンドでの審査が意味するもの

試験の中には、トレーニングハンドを使った実技も含まれます。
これは、モデルの状態に左右されず、純粋な技術力を確認するためです。

人の手とは違い、誤魔化しが効かない分、基本がどれだけ身についているかがはっきり出ます。
ファイリング、フォルム、仕上がりの均一さ。
長年の積み重ねが、そのまま結果に表れます。


筆記試験で問われる知識の深さ

筆記試験では、ネイル理論、爪の構造、衛生管理、材料知識など、幅広い分野から出題されます。
暗記だけで対応できる内容ではありません。

なぜこの工程が必要なのか
なぜこの材料を選ぶのか
トラブルが起きたとき、どう考え、どう説明するのか

講師として説明できるレベルの理解が求められます。


面接試験で見られている本当のポイント

面接では、人柄や考え方も評価されます。
完璧な受け答えをする必要はありません。

大切なのは、ネイルという仕事にどう向き合っているか。
これまでどんな経験を積み、これからどう関わっていきたいのか。

自分の言葉で語れるかどうかが、何より重要です。


認定講師資格を取得するメリット

この資格を取得することで、ネイリストとしての選択肢は大きく広がります。

まず、ネイルスクールで講師として働く道が開けます。
技術指導だけでなく、検定対策、カリキュラム作成など、教育の現場で活躍できるようになります。

また、サロンワークにおいても信頼度は大きく変わります。
「教える立場のネイリスト」という肩書きは、お客様にとっても安心材料になります。


サロンワークへの意外な好影響

講師資格を目指す過程で、技術や理論を徹底的に見直すことになります。
その結果、サロンワークの質が格段に上がったと感じる人は少なくありません。

なぜこの工程を省いてはいけないのか
なぜこの形が美しいのか

自分の施術に自信と裏付けが生まれ、説明力も高まります。

ネイルスクール

独立やスクール開業という選択肢

認定講師資格は、将来的にスクールを開きたい人にとっても大きな武器になります。
信頼性が高く、受講生にとっても安心できる指標になるからです。

自分の経験を体系化し、次の世代へ伝える。
それはネイリストとしてのキャリアの一つの完成形とも言えます。


収入面・働き方の変化

講師業は、体力的な負担が比較的少なく、年齢を重ねても続けやすい働き方です。
講師料や資格手当がつくケースもあり、収入面での安定につながることもあります。

施術だけに頼らない収入の柱を持てることは、長く業界に関わる上で大きな安心材料になります。


福岡のネイリスト

認定講師を目指す前に考えておきたいこと

この資格は、誰にでもおすすめできるものではありません。
「教えること」に興味があるか、人の成長を喜べるか。
そこを一度、立ち止まって考えてみることが大切です。

技術を磨くことが好き
理論を深く考えるのが好き
後輩の相談に乗るのが苦ではない

そんなタイプの人には、非常に向いている資格です。


まとめ:認定講師はゴールではなくスタート

JNA認定講師資格は、ネイリストとしての終着点ではありません。
むしろ、新しいステージへのスタートラインです。

これまで培ってきた技術と経験を、次の世代へつなぐ役割。
業界全体の質を高める存在。

その責任は決して軽くありませんが、同時に大きなやりがいがあります。

ネイルを「仕事」としてだけでなく、「文化」として守り育てていきたい。
そう考えるネイリストにとって、認定講師という道は、とても意味のある選択肢と言えるでしょう。

了解です。
事実ベース・盛らず・現場目線で、
「どんな試験があるのか」「何を見られているのか」がちゃんと伝わる内容でまとめます。
このまま記事本文として使える書き方です。

どんな試験があるの?認定講師試験の内容を詳しく解説

JNA認定講師試験は、ネイリストとしての技術力だけを確認する試験ではありません。
「人に教える立場として本当にふさわしいか」を、複数の角度から判断される試験です。

試験は大きく分けて、実技試験・筆記試験・面接によって構成されています。
それぞれが独立しているようで、実はすべてがつながっています。


実技試験で見られているのは完成度だけではない

認定講師試験の中心となるのが実技試験です。
ただし、ネイルの仕上がりがきれいであれば合格、という単純なものではありません。

評価されるのは、
なぜその手順を選んだのか
なぜその形に仕上げたのか
を説明できる、理論に基づいた技術です。

施術の流れが論理的であるか
無理のない動きができているか
安全や衛生への配慮が自然にできているか

こうした点が、細かく見られます。


モデルを使った実技試験の特徴

実技試験では、実際のモデルを使って施術を行います。
モデルがいることで、技術だけでなく、講師としての立ち居振る舞いも評価対象になります。

声かけのタイミング
説明の仕方
緊張感のある場面での落ち着いた対応

教える立場の人間として、相手に安心感を与えられるかどうかも重要です。

単に作業として施術をするのではなく、
「人前で、見られる前提で、説明できる技術」
であるかが問われます。


トレーニングハンドで行う実技試験の意味

認定講師試験では、トレーニングハンドを使った実技も行われます。
これは、モデルの状態や個体差に左右されず、純粋な技術力を見るための試験です。

トレーニングハンドでは、
ファイリングの正確さ
フォルムの美しさ
左右差やバランス
基礎技術の再現性

といった点が、よりシビアに評価されます。

ごまかしがきかない分、
日頃どれだけ基本を大切にしてきたか
が、そのまま結果に出ます。


実技で特に重視されるポイント

認定講師試験の実技では、派手さよりも「正確さ」が重視されます。

力加減は適切か
道具の使い方は理論に沿っているか
無駄な動作が多くないか

完成したネイルだけを見ると差が分かりにくくても、
工程を見ると実力差ははっきり表れます。

講師は、正しい見本を見せる存在です。
だからこそ、基本に忠実であることが何より重要とされています。


筆記試験で問われるのは暗記力ではない

筆記試験では、ネイル理論、爪の構造、皮膚科学、衛生管理、材料知識など、幅広い内容が出題されます。

ただし、単なる暗記では対応できません。

なぜこの工程が必要なのか
なぜこのトラブルが起こるのか
起きた場合、どう説明し、どう指導するのか

講師として説明できるレベルで理解しているかが問われます。


衛生管理に関する知識の重要性

認定講師試験では、衛生管理に関する理解が非常に重視されます。

ネイルは、直接人の身体に触れる仕事です。
だからこそ、安全に対する知識と意識は欠かせません。

なぜ消毒が必要なのか
なぜこの器具はこの方法で管理するのか

理由を含めて説明できなければ、講師としては不十分と判断されます。


面接試験で見られているのは人柄と覚悟

面接試験では、技術や知識そのものよりも、
その人がどんな考えでネイルと向き合ってきたか
これからどう関わっていきたいか
が見られます。

完璧な答えを用意する必要はありません。
大切なのは、自分の言葉で話せるかどうかです。


面接で評価されやすいポイント

面接では、以下のような点が重視されます。

ネイルという仕事への姿勢
教育に対する考え方
後輩育成への意識
業界全体をどう見ているか

講師は、技術者であると同時に、業界を支える存在です。
その自覚があるかどうかが、言葉の端々から伝わってきます。


認定講師試験は総合評価で決まる

認定講師試験は、どれか一つが突出していれば合格できる試験ではありません。

実技
筆記
面接

すべてを通して、
この人に「教える立場」を任せられるか
が総合的に判断されます。


なぜここまで厳しい試験なのか

認定講師は、ネイル業界の基準を伝える役割を担います。
もし基準が曖昧になれば、業界全体の信頼にも関わります。

だからこそ、
簡単に増えない
誰でもなれるわけではない
という仕組みが保たれています。


試験内容を知ることが第一歩

認定講師試験は、決して楽な試験ではありません。
しかし、内容を知り、求められているものを理解することで、
無駄な不安や遠回りは減らせます。

この試験は、ネイリストとしてこれまで積み重ねてきたものを、
改めて整理し、言語化する場でもあります。

教える立場を目指すかどうかを含め、
自分のキャリアを見つめ直すきっかけとして、
試験内容を知ることには大きな意味があります。

この記事を監修した人
ネイルサロン代表/JNEC1級ネイリスト /ジェル検定上級/(JNA)ネイルサロン衛生管理士/(JNA)ネイルサロン技術管理者 /アメリカ政府認定 カリフォルニア州 マニキュアリスト ライセンス取得
YUNO

監修:田口裕子(通称 YUNO)
(株)アンドクリエーションズ:代表
ネイリスト協会正会員 番号(1-07636)
Instagramも見てね!

ネイリスト歴28年
サロン運営歴24年
ネイルスクール講師歴19年

厚生労働省 認可サロン(第1017033号/指定番号103号)、
日本ネイリスト協会: 認定サロン(登録番号0723-001)を運営。

通称「YUNO先生」。福岡市内でサロンを経営し、専門校の非常勤講師15年を務めています。現場経験を活かしてスタッフ育成・教育・業務委託契約・独立支援など、サロン運営全般を担当。採用情報や開業を考えるネイリストに向けて、実務経験と業界知識に基づいた情報を監修しています。

福岡アンドネイルのSNSを見る