求人で、いまさら聞けない「福利厚生」と「社会保険」をネイリスト向けに解説!
「福利厚生って何?社会保険って結局どう違うの?」
ネイル業界で働き始めたばかりの方や、これからサロンで働こうと考えている方の中には、ちょっと聞きづらくてそのままにしている方も多いかもしれません。
でも、これらは“安心して長く働くための大切なしくみ”。
今回はネイリストのリアルな日常を通して、わかりやすくご紹介していきます。
◆ 「福利厚生」ってどういうもの?
一言でいうと、「お給料以外で会社やお店が用意してくれる、スタッフのためのサポート制度」のこと。
たとえば、こんなことも福利厚生のひとつです。
- 営業後、自由にお店のパーツや材料を使って自分のネイルをすること
→ 自分の技術を磨いたり、気分を上げたり。これも“スタッフ向けの特典”という意味で立派な福利厚生! - 気持ちが落ち込んだときに、みんなでご飯を食べたり飲みに行く
→ スタッフ同士の交流費をお店が一部サポートしてくれるケースも。チームの絆が深まるのも、実は“働きやすさ”の一部なんです。 - 誕生日プレゼントや、年1回の健康診断など
→ お祝いごとや健康管理も、“スタッフ思い”のサロンならではの福利厚生。
「お給料に出ない部分」で“働きやすさ”を感じるのが、福利厚生の役割なんです。
参考:福利厚生にはどんな種類がある?ここで働きたいと思われモテる企業になるために!
◆ 「社会保険」ってなに?なんで大事なの?
社会保険は、簡単にいうと“もしもの時に守ってくれる公的な制度”です。
主に4つの種類があり、それぞれにちゃんと役割があります。
- 健康保険
病院にかかるとき、治療費の負担が「3割」になるのはこの保険のおかげ。ケガや病気で仕事を休んでも「傷病手当金」が出る制度もあります。 - 厚生年金
将来もらう年金(老後のお金)を国民年金より多くもらえる仕組み。会社で働くなら、個人よりもしっかり積み立てられます。 - 雇用保険
仕事を辞めたときに「失業手当」がもらえたり、育児や介護で休業する時に給付金が支払われる制度。 - 労災保険
仕事中のケガや通勤中の事故で治療が必要になった時、医療費をカバーしてくれる保険。 - 参考:社会保険とは? 仕組み・種類・加入条件をわかりやすく解説
◆ こんな時に「あってよかった」と感じます
- 妊娠して産休・育休を取得したとき
→ 雇用保険に入っていれば、育児休業中も「育児休業給付金」がもらえるんです。これは大きい! - 突然体調を崩してお休みが必要になったとき
→ 健康保険に入っていれば「傷病手当金」で収入の一部が補償されることも。 - 急に休まないといけなくなったとき
→ 正社員なら「有給休暇」が使えます。しかもお給料はちゃんと支払われる。これって、心強いですよね。

◆ 「自由な働き方」だけじゃない、“守られる安心”もチェック
最近は業務委託やフリーランスのネイリストも増えていますが、社会保険や福利厚生がついているかどうかは、大きな違いです。
自分のライフステージ(結婚・出産・体調の変化など)も考えながら、「自由」だけでなく「安心」もある働き方を選んでほしいなと思います。
◆ 福岡で「安心して働けるネイルサロン」を探している方へ
アンドネイルでは、無理なく働ける制度や、働きやすい雰囲気づくりに力を入れています。
ネイリストとしての技術はもちろん、“人として”も大切にされたい、そんなあなたにぴったりのサロンです。