悩み相談室成長記録特集

ネイルが出来るだけじゃダメ、仕事を通して学ぶこと。

仕事
  1. ネイルが上手でも“続かない人”の共通点とは?
    1. 「技術があるのに、なぜか続かない」その原因は
    2. サロンワークで求められるのは「共感力」や「柔軟さ」
    3. 実際にあった“もったいない辞め方”
    4. 成長できる人は「聞ける人」
  2. “プロのネイリスト”に必要なのは、技術だけじゃない
    1. プロ=技術がある人、ではない?
    2. 昔の私も、「ネイルだけ見てくれたらいいのに」と思ってた
    3. お客様に選ばれる人は、「技術+人間性」でできている
    4. 技術だけに頼ると、長く続けるのが苦しくなる
  3. 「聞く力」と「素直さ」は、ネイリストの最強スキル
    1. 技術よりも伸びるスピードが早い人の共通点
    2. 私は“自分ルール”の塊でした
    3. アドバイスは「未来の自分の味方」
    4. 素直でいられる人が、実は一番かっこいい
  4. 失敗から学ぶ力が、“続けられる人”を作る
    1. ミスをしたくない気持ちは、誰にでもある
    2. 私も昔、ミスばかりしては泣いて帰ってました
    3. でも、今振り返ると“あの経験があってよかった”と思える
    4. 失敗は“減点”じゃなくて、“伸びしろの証拠”
  5. 技術よりも“働き方”が問われる時代に
    1. 「上手い人」より、「続けられる人」が強い
    2. 私も、昔は“がんばりすぎることが正解”だと思ってた
    3. 「どこで働くか」で、ネイリスト人生は変わる
    4. “自分らしく働く”は、わがままじゃない
  6. 結論:技術より大事なのは“人として成長する力”
    1. ネイルは、「人と向き合う仕事」
    2. 「ネイルができる」は、スタートラインにすぎない
    3. 未来のあなたへ:続けたいなら、“自分らしさ”を育てていこう

ネイルが上手でも“続かない人”の共通点とは?

「技術があるのに、なぜか続かない」その原因は

ネイルが大好きで、スクールでも高評価。施術スピードも早く、デザイン力も抜群。
そんな人がなぜか辞めてしまう、評価されない——実は現場ではよくある話です。

その大きな理由のひとつが、「他人の話を聞かない」という姿勢。
特に“職人気質”なタイプに多く、プライドが高くて自分のやり方にこだわりすぎる傾向があります。自分の正しさを信じすぎてしまい、周囲の声やお客様の要望が届かなくなってしまうのです。

参考記事:ネイルサロンでの“会話”って必要?大切なポイント


サロンワークで求められるのは「共感力」や「柔軟さ」

ネイルサロンは技術職でありながら、接客業でもあります。
お客様はネイルの仕上がりだけではなく、その時間を“心地よく過ごせたか”を重視します。

ちょっとした会話、気遣い、表情やテンポ。
そうした“雰囲気作り”も含めて、評価されるのがサロンという現場です。

たとえば、お客様が「今日はちょっと落ち込んでいて…」と話し始めたときに、無言で施術を続けてしまうと、どれだけ仕上がりが完璧でも「また来たい」とは思われません。


実際にあった“もったいない辞め方”

過去に、こんなネイリストがいました。
まだ経験1年未満にも関わらず、アートセンスは抜群。どんなデザインもこなせて、本人も「私は器用なほうだと思います」と自信満々でした。

でも、お客様との会話はいつも一方通行。アドバイスも聞き流し、先輩のやり方に対しては「私のやり方で大丈夫です」と断言するタイプでした。

結果、入客数は減り、空き時間が目立つように。最後は「評価されない」と感じて退職してしまいましたが、原因は“技術の問題”ではありませんでした。

参考記事:ネイリストが長く続けられる職場とは?働きやすいサロン


成長できる人は「聞ける人」

ネイル業界は、常にトレンドが変わる世界。
お客様の好みも多様化し、スタッフ同士のチームワークも求められます。

そんな中で長く続ける人は、共通して「素直さ」や「聞く力」を持っています。
誰かの言葉に耳を傾けられる人ほど、どんどん吸収して成長し、結果的にお客様にも愛される存在になっていくのです。

“プロのネイリスト”に必要なのは、技術だけじゃない

プロ=技術がある人、ではない?

ネイリストを目指す多くの人が、まず「技術を身につけること」がゴールだと思いがちです。
もちろん、基礎技術やスピード、デザイン力は大切。でも、実際に現場で求められる“プロとしての条件”は、それだけではありません。

プロとは、「お金を払ってでもあなたにお願いしたい」と思わせられる人のこと。
そのためには、技術以上に「お客様に寄り添う姿勢」や「信頼感」を育む力が欠かせません。


昔の私も、「ネイルだけ見てくれたらいいのに」と思ってた

正直に言うと、私も昔はそう思っていました。
「黙ってても可愛いネイル作れば満足でしょ?」「技術さえあれば指名される」って。

でも、現実は違ったんです。
無言で黙々と施術していたら、お客様の再来がどんどん減っていきました。
当時は「なんで?」と悩みましたが、今なら分かります。技術があっても“空気が冷たい”ネイリストは、選ばれないんですよね。

たとえ会話が得意じゃなくても、ちょっとした気づかいだったり、共感のうなずきだったり。
そういう“安心感”や“人間味”の部分が、お客様の「また来たい」を作っていくのだと、痛いほど学びました。


お客様に選ばれる人は、「技術+人間性」でできている

ネイルはただの“爪のおしゃれ”じゃなくて、「気分を上げるための時間」でもあります。
お客様が話したがっているときに聞き役になることもあれば、疲れていそうなときには静かに寄り添う…そんなふうに、相手に合わせた“空間作り”ができるかどうかが大切です。

だからこそ、“プロ”としてやっていくためには

  • 会話のバランスをとる
  • 相手の気持ちをくみ取る
  • 時間の感覚を持つ(長すぎず、短すぎず)

といった「人間力」も自然と求められるんですよね。


技術だけに頼ると、長く続けるのが苦しくなる

「ネイルができればOK」という考えだけでスタートすると、
「なぜ指名がつかないんだろう?」「なんで評価されないの?」と悩む日が必ず来ます。

でもそれは、自分がダメなんじゃなくて、“見えてない部分”に目を向けていなかっただけ

技術力を磨くのと同じくらい、コミュニケーションや接客の感覚も育てていけば、ネイリストとしての自信はもっと安定します。
そして何より、お客様との関係が楽しくなっていきます。

「聞く力」と「素直さ」は、ネイリストの最強スキル

技術よりも伸びるスピードが早い人の共通点

ネイルスクールでもサロンの現場でも、最初に伸びる人にはある共通点があります。
それはズバリ、「素直に話を聞ける人」

完璧である必要はありません。器用じゃなくても、センスに自信がなくても、
「それやってみます!」「教えてくれてありがとうございます」って、
一度聞いたことをすぐ実行に移す柔軟さがある人は、みるみる成長していきます。


私は“自分ルール”の塊でした

今でこそ人にアドバイスをする立場になりましたが、
昔の私は本当にひどかったです(笑)

例えば、先輩から
「そのやり方だと時間がかかりすぎるよ」って言われても、
「いや、私はこの順番の方がやりやすいので!」って譲らない。

「笑顔が少ないからもう少し優しくしてみたら?」って言われても、
「無理に笑うと逆に不自然になる気がするんですよね~」って、真正面から逆らう。

……あのときの私は、“アドバイス=否定”だと勘違いしてたんです。


アドバイスは「未来の自分の味方」

でもある日、同僚の子が言ってくれたんです。
「聞いたことを一回試してから、自分のやり方に戻しても遅くないよ」って。

その言葉にハッとしました。
アドバイスは“相手を否定するため”じゃなくて、“もっと楽にうまくなるヒント”だったんですよね。

それからは、教えてもらったことを素直に実践してみるようにしました。
すると、自分のやり方よりずっとやりやすい方法に出会えたり、時間が短縮できたり、
何よりお客様の反応が良くなって、「あ、私、やっとプロに近づいてるかも」と思えたんです。


素直でいられる人が、実は一番かっこいい

素直さって、恥ずかしいことでも弱さでもなくて、
「私はまだ伸びしろあります」って堂々と言える強さだと思います。

失敗しても「次は気をつけます」、
わからなくても「教えてください」、
素直に向き合える姿勢こそが、ネイリストとしての信頼を作ってくれます。

そして、その姿勢がある人には、お客様もスタッフも自然と味方になってくれるんですよね。

失敗から学ぶ力が、“続けられる人”を作る

ミスをしたくない気持ちは、誰にでもある

ネイリストとして働きはじめたばかりの頃は、毎日が緊張の連続ですよね。
施術中に道具を落としたり、カラーを間違えたり、時間が大幅にオーバーしてしまったり…。
「やばい、私って向いてないかも…」と落ち込む瞬間は、誰しも経験します。

でも実は、そういう“失敗の瞬間”こそが、成長するチャンスだったりするんです。


私も昔、ミスばかりしては泣いて帰ってました

これは正直、今でも思い出すとちょっと恥ずかしい話なんですが…
デビュー直後、私は失敗するたびにトイレで泣いていました

お客様のオフを強く削りすぎて「痛いっ」と言わせてしまったり、
予約時間を読み間違えてダブルブッキングを起こしたり、
「私、なんでこの仕事選んだんだろう…」って、本気で辞めたくなった時期もありました。


でも、今振り返ると“あの経験があってよかった”と思える

当時はつらかったけど、先輩がかけてくれた「ミスは繰り返さなきゃいいんだよ」の一言に救われました。
そしてそこから私は、失敗を“記録する習慣”を始めたんです。

・どんな場面で焦ったのか
・お客様がどんな表情だったか
・どうすれば防げたのか

メモして見返すことで、「同じ失敗はもうしないぞ」という意識が自然と強くなりました。
そうやって一歩ずつ乗り越えていくうちに、自信も少しずつ積み重なっていったんです。


失敗は“減点”じゃなくて、“伸びしろの証拠”

誰だってミスは怖いし、評価が下がるのが心配になりますよね。
でも実際には、そのあとの行動のほうがずっと大事です。

・ミスを放置する人
・ミスを隠す人
・ミスを認めて改善する人

この中で一番信頼されるのは、もちろん3番目です。

失敗を恐れるよりも、「失敗を活かす自分」でいることが、長くネイリストを続ける一番のコツかもしれません。

技術よりも“働き方”が問われる時代に

「上手い人」より、「続けられる人」が強い

最近は、「技術の高さ」よりも「働きやすさ」や「自分に合う環境」でサロンを選ぶネイリストが増えています。
実際、どれだけ技術があっても、無理な働き方では長く続けられないのが現実です。

・1日8人入客して、休憩も取れない
・クーポンサイトで値引きされるのが当たり前
・施術時間はどんどん短縮されて、デザインは複雑に…

そんな「数をこなす働き方」に疲れてしまい、ネイルを嫌いになってしまう子も見てきました。


私も、昔は“がんばりすぎることが正解”だと思ってた

20代の頃の私は、「とにかく毎日入客しなきゃ」「SNSも毎日更新しなきゃ」と思って、
がむしゃらに働いていました。疲れても「まだ若いし大丈夫」と無理を重ねて、
結果、指も腰もボロボロ。お客様に笑顔を向ける余裕すらなくなっていました。

“ネイルが好き”だったのに、“仕事がつらい”に変わってしまった瞬間です。


「どこで働くか」で、ネイリスト人生は変わる

そんな経験を経て思うのは、自分に合った環境で働くことの大切さです。

たとえば《福岡アンドネイル》では、

  • クーポンサイトに頼らない集客スタイル
  • 自由な施術時間(デザインにじっくり向き合える)
  • ノルマや入客プレッシャーのない風通しのいいチーム体制
    など、“ネイリストが無理せず続けられる仕組み”を大切にしています。

「自分のペースで働ける」ことが、どれだけ心と技術を育ててくれるか。
今、福岡でネイルのお仕事を探しているなら、こういうサロンの選び方も一つの正解です。


“自分らしく働く”は、わがままじゃない

働き方を選ぶことは、わがままではありません。
それは、自分とお客様のどちらも大切にするための選択です。

「もっと楽しく仕事がしたい」
「長く続けたいから、ストレスの少ない環境で働きたい」
そう感じたなら、今の時代、それを叶えられる場所はきっとあります。

自分の未来のために、“どう働くか”を考えることこそが、プロとしての第一歩なのかもしれません。

結論:技術より大事なのは“人として成長する力”

ネイルは、「人と向き合う仕事」

ネイリストという職業は、技術職であり、接客業であり、そして“人間関係の仕事”です。
どれだけアートが上手でも、そこに「信頼」や「心地よさ」がなければ、お客様はまた来てくれません。

逆に言えば、技術がまだ未熟でも、

  • 話をしっかり聞くこと
  • アドバイスを受け入れる姿勢
  • 素直に学ぼうとする気持ち
    があれば、確実に信頼は育ちます。

「ネイルができる」は、スタートラインにすぎない

最初は誰だって不安だし、失敗もします。
でも大切なのは、“できる・できない”ではなくて、「そのあとどうするか」。

私自身、最初は「どうせ私なんか」と落ち込んでばかりでした。
でも少しずつ「聞くこと」「素直になること」「働き方を見直すこと」を繰り返して、ようやく“続けられる”ネイリストになれました。

ネイルが上手いかどうかよりも、人として前を向けるかどうかが、この仕事を楽しみ続けるカギなんです。


仕事

未来のあなたへ:続けたいなら、“自分らしさ”を育てていこう

これからネイリストを目指す方へ。
もし不安な気持ちがあるなら、それは真剣な証拠です。
でも大丈夫。誰かの声に耳を傾ける姿勢があれば、きっとあなたは伸びていけます。

そして、「どんなサロンで働くか」も本当に大事。
プレッシャーの少ない職場で、心地よく働きながら成長できる環境を選ぶことで、あなたの魅力はもっと引き出されます。

🔗福岡アンドネイルの求人情報はこちら
🔗サロンの紹介ページはこちら

ネイルの技術は、磨くほど光る。
でも“人としての成長”こそが、プロのネイリストへの最短ルートなのかもしれません。

この記事を監修した人
ネイルサロン代表/JNEC1級ネイリスト /ジェル検定上級/(JNA)ネイルサロン衛生管理士/(JNA)ネイルサロン技術管理者 /アメリカ政府認定 カリフォルニア州 マニキュアリスト ライセンス取得
YUNO

監修:田口裕子(通称 YUNO)
(株)アンドクリエーションズ:代表
ネイリスト協会正会員 番号(1-07636)
Instagramも見てね!

ネイリスト歴28年
サロン運営歴24年
ネイルスクール講師歴19年

厚生労働省 認可サロン(第1017033号/指定番号103号)、
日本ネイリスト協会: 認定サロン(登録番号0723-001)を運営。

通称「YUNO先生」。福岡市内でサロンを経営し、専門校の非常勤講師15年を務めています。現場経験を活かしてスタッフ育成・教育・業務委託契約・独立支援など、サロン運営全般を担当。採用情報や開業を考えるネイリストに向けて、実務経験と業界知識に基づいた情報を監修しています。

福岡アンドネイルのSNSを見る