- P1|ネイリストってどんな仕事?初心者にもわかるネイルの世界
- P2|ネイリストになるには?資格・スクール・独学の始め方ガイド
- P3|ネイリストの1日ってどんな感じ?サロン勤務とフリーランスのリアルな働き方
- P4|ネイリストの収入ってどれくらい?月収・年収・稼げる働き方のヒント
- P5|ネイリストのやりがいって?“楽しい”を感じる瞬間7つ
- P6|ネイリストに向いている人・向いていない人って?現場で見えてきた“適性”の話
- P7|ネイリストになるまでにかかる費用と時間って?スクール・検定・道具代をリアル解説
- P8|ネイリストを目指す人によくある質問Q&A(スクール・検定・就職・働き方)
- P9|ネイリストを目指すあなたへ|10年後も“好き”でいられる仕事にするために
P1|ネイリストってどんな仕事?初心者にもわかるネイルの世界
◆ネイリストとは?
ネイリストとは、爪を美しく整える専門家。爪の形を整えたり、ネイルケアをしたり、デザインを施したりして、お客様の「手元の印象」を引き立てるお仕事です。
とはいえ、ネイル=派手なアートをする人、と思われがちですが、それはほんの一部。実際は「生活スタイルに合ったデザインを提案したり」「爪の状態を見ながら健康的なケアを提供したり」といった、実用性も重視される奥深い仕事です。
※ちなみに筆者(私)は、最初ネイル=キラキラ命のギャル職業かと思ってました(謝罪します)。
◆ネイリストの主な仕事内容
以下のような業務がメインになります:
- ネイルケア(爪の形を整えたり、甘皮処理を行ったり)
- ジェルネイルの施術(デザイン、カラー、フォルム作りなど)
- お客様とのカウンセリング(希望のスタイルや生活に合わせた提案)
- サロン内の清掃・衛生管理(地味だけど大事)
さらに経験を積むと、施術以外にサロン運営・スタッフ指導などの仕事を任されることもあります。
◆どんな人が向いている?
- 手先が器用な人(※でも不器用でも練習次第でなんとかなります)
- 人と話すのが好きな人(会話が苦手でも、聞き上手になればOK)
- コツコツ努力を続けられる人(センスより地道な練習!)
私も最初、笑っちゃうほど不器用で…ストーンを付けるたびに飛ばしてました(本当に)。でも大丈夫、技術はちゃんと後からついてきます。
おすすめ記事:ネイリストの仕事はここが面白い!魅力とやりがいまとめ
◆ネイル業界のやりがいと魅力
- お客様が笑顔になって帰ってくれる瞬間の“やりがい”は、他の仕事にはない特別なもの。
- 自分の技術がそのまま“喜ばれるサービス”になるのが魅力。
- デザインの世界なので、自己表現やアートが好きな人には最高の職業です。
あと地味に嬉しいのが、自分の爪も常にキレイでいられること(笑)
セルフネイルがうまくなると、急な飲み会でも「手元だけキラッとしてる人」になれます。
P2|ネイリストになるには?資格・スクール・独学の始め方ガイド
◆まず、資格って必要なの?
実は、日本ではネイリストとして働くのに絶対に必要な国家資格はありません。
でも、ほとんどのネイルサロンでは「資格保有者」や「スクール卒業者」を優先して採用しています。理由は簡単で、「技術がある程度保証されているから」。
有名なのが「JNECネイリスト技能検定(1級~3級)」と「JNAジェルネイル技能検定(初級・中級・上級)」など。これらはネイルの基礎から応用まで学んだ証として、多くのネイリストが取得しています。
※ちなみに私は、3級の試験前日にモデルの爪が折れて泣きました。いやほんと、折れない爪って大事。
◆スクールに通うべき?独学でもOK?
基本はスクール通学がおすすめです。理由は:
- 正しい技術が基礎から学べる
- 現場を想定した練習ができる
- 試験対策や就職支援がある
もちろん、費用はかかりますが、通学時間やコースは自分のペースで選べることが多いです。通信講座や短期集中もあるので、ライフスタイルに合わせて選べます。
独学も可能ではありますが、以下のような覚悟が必要です:
- 情報が断片的なので、自己解釈で間違いやすい
- 実技の“クセ”がついてしまいやすい
- 試験に合格するのが難しいケースもある
私も最初はYouTubeと本だけで独学してましたが、「ファイルの角度って、こんなに大事だったん!?」とスクールで初めて知って大反省しました…。
参考記事:ネイリストが長く続けられる職場とは?働きやすいサロン
◆必要な道具や費用はどのくらい?
ネイルの勉強を始めるには、以下のような道具が必要です:
- ネイルファイル(爪やすり)
- キューティクルプッシャー
- 消毒用具、トレイ
- ジェルネイル用のLEDライト
- カラージェルやベース・トップなどの材料
最初は5〜10万円前後かかることが多いですが、スクールによっては教材費込みのコースもあるので、無駄なく揃えられます。
◆ネイルスクールを選ぶポイント
- JNA認定校かどうか(信頼と実績の証)
- 卒業後のサポートがあるか(就職・開業支援など)
- 通いやすい場所・時間かどうか(継続がカギ)
見学や体験入学があるスクールは雰囲気もつかみやすいのでおすすめです!
P3|ネイリストの1日ってどんな感じ?サロン勤務とフリーランスのリアルな働き方
◆ネイリストの「1日」をざっくり紹介(サロン勤務編)
まずはサロン勤務のネイリストの、よくある1日をご紹介します。
10:00|出勤・掃除・準備
サロンに出勤して、まずは掃除や道具の消毒からスタート。BGMの音量チェックも地味に大事。
10:30〜17:00|施術(数名)+合間に片付けや次の準備
お客様が来店。カウンセリング → 施術 → 写真撮影 → お会計までを丁寧にこなします。
※ちなみに、私はこの頃“お客様が早く帰るとホッとしてた”時期があります。今思えばダメネイリストの証(笑)
17:00〜19:00|ラスト1名 or 雑務・片付け
片付けや売上チェックなどをして1日終了。
忙しい日は休憩なしでぶっ通しになることもありますが、その分達成感は大きいです。
「今日はみんな爪キラキラで帰ってったな〜」って思うと疲れも不思議と飛びます。
◆フリーランス(業務委託・面貸し)の働き方は?
自由度が高い分、自己管理も必要なのがフリーランス。
自分でお客様を集めて、場所を借りて施術します。
メリット:
- 働く日や時間を自分で決められる
- 売上が自分に返ってくる(やる気が出る)
- サロンのルールに縛られない
デメリット:
- 集客や経理、予約管理も全部自分
- お客様がゼロの日もある
- 保険や確定申告など、事務面が地味に大変
私は最初「自由って最高!」とテンション上がってましたが、集客ゼロで3日連続オフの日に焦りまくったことがあります。自由には責任がつきものだと痛感しました…。
◆どちらの働き方が向いている?
タイプ | 向いてる働き方 |
---|---|
安定した環境で学びたい | サロン勤務 |
自分のペースで働きたい | フリーランス・面貸し |
接客やチームが好き | サロン勤務 |
経営や独立に興味がある | フリーランス |
最初はサロン勤務からスタートし、経験を積んでフリーランスに転向する人が多いです。両方を経験すると、視野も広がって“仕事が楽しくなる”感覚も育ちますよ。
P4|ネイリストの収入ってどれくらい?月収・年収・稼げる働き方のヒント
◆サロン勤務ネイリストの収入目安
まず、サロンに雇用されて働く「正社員」「アルバイト・パート」ネイリストの月収・年収の目安はこちら:
雇用形態 | 月収の目安 | 年収の目安 |
---|---|---|
アルバイト・パート | 約8〜15万円 | 約100〜180万円 |
正社員(未経験) | 約17〜22万円 | 約250万円前後 |
正社員(経験者) | 約23〜30万円 | 約300〜400万円 |
地域やサロンの方針、技術力で変動しますが、経験を積むことで昇給も可能。
また、指名が取れるようになると歩合給(インセンティブ)がプラスされる場合もあります。
※ちなみに私は新人時代、「来月の給料1万下がってる…なんで?」って思ったら、指名ゼロの月でした。地味にショックでしたね(涙)
◆フリーランス・面貸しネイリストの収入目安
一方で、個人で働くフリーランスや業務委託(面貸し)スタイルのネイリストは、売上=ほぼ自分の収入です。
月間売上 | 家賃・材料費など経費 | 収入の目安 |
---|---|---|
30万円 | 約10万円 | 約20万円 |
50万円 | 約15万円 | 約35万円 |
80万円 | 約20万円 | 約60万円 |
もちろん「集客が安定している」「リピーターが多い」などが条件ですが、努力次第で年収600万円以上も夢ではありません。
ただし、売上がゼロなら収入もゼロ。自由だけどシビアなのが現実です。
「今日は頑張ってポスティングしたし、インスタも投稿したし、いける!」と思った日ほど予約ゼロ…。あるあるです。
◆収入アップのカギは「指名+単価アップ」
ネイリストで収入を上げるには、以下が超重要です:
- 指名客を増やす(=固定ファンをつける)
- 施術単価を上げる(アート・ケア・パーツ追加など)
- リピーター率を高める(再来してもらう工夫)
これは「営業力」や「トーク力」が必要というより、“信頼されるネイリスト”になることが大切。
ちなみに私、昔は「次回予約いかがですか?」って聞けなかったタイプです。
それが今では、予約表片手に「〇月△日いかがですか〜♪」と、しっかり笑顔で言えるように(笑)
◆将来のために知っておきたいお金の話
- 業務委託やフリーランスの場合は、確定申告や保険のことも大切
- 青色申告や経費計上で節税もできるけど、最初は「なにこれ?」ってなる人多し(私もそうでした)
- 収入が安定してきたら「開業届」や「屋号」も検討すると信用もアップ!
P5|ネイリストのやりがいって?“楽しい”を感じる瞬間7つ
◆「かわいい!」と笑顔で言ってもらえたとき
施術が終わった瞬間、お客様が思わず口にする「わ〜!かわいい〜!」。
このひとことが本当に沁みます。
一人ひとりの“こうしたい”に応えられた時は、プロとしての喜びがじんわり。
※ちなみに私は、昔「…これ、思ってたのと違う」って言われて泣きかけたことがあります。今では“最後の確認”を3回やる慎重派です(笑)
◆指名してもらえたとき
「また〇〇さんにお願いしたいです」と名指しで予約が入る。
この瞬間、「ちゃんと信頼してもらえたんだ」と実感できて、本気でうれしいです。
最初は“誰の予約かも分からず当日ドキドキ”だったのが、今では「◯◯さん来るから、あのパーツ準備しとこ♪」と自然に考えられるようになりました。
◆「施術中の会話」もやりがいの一部
ネイルの施術中って、ずっと手元を見ながらなので、自然と“おしゃべりタイム”になります。
人生相談から恋愛話まで、いろんなお話を聞かせてもらえるのが実はすごく楽しい。
ちなみに私は最初、「人見知りだから話せないかも…」と思ってたのに、今では「しゃべりすぎ注意」って後輩に言われてます(笑)
◆お客様の“変化”を見届けられる
最初は緊張してた方が、通ううちに笑顔が増えていったり、
「この前のネイルで褒められました!」と嬉しそうに報告してくれたり、
そんな変化を間近で感じられるのは、ネイリストの特権です。
ちょっとだけ“人生に寄り添えてる”ような気がして、私も元気をもらっています。
◆毎日、成長がある
ネイルは技術職なので、同じことの繰り返し…にはなりません。
流行も変わるし、お客様の希望も千差万別。日々のチャレンジ=成長になります。
たとえば「フレンチネイルを左右対称に塗れるようになった!」っていう、小さな進歩でも超うれしい。
※私はフレンチのカーブが全然揃わなくて、練習用チップに100本分描いた過去ありです。
◆「ありがとう」が直接もらえる
ネイリストって、サービス職の中でも感謝が“直で”返ってくる仕事だと思います。
手元が変わるだけで、お客様の表情まで変わることもあるんです。
技術を超えて“気持ち”が届いたと感じたとき、心の中で「やっててよかった」と本気で思います。
◆自分の「好き」が仕事になる
アートが好き、人のために何かするのが好き、細かい作業が好き――
そんな“好き”がそのまま仕事になるのが、ネイリストの魅力です。
私は“お絵かきアート”ばかりして怒られた学生時代、まさかそれが将来仕事に繋がるとは思ってなかったです(笑)
P6|ネイリストに向いている人・向いていない人って?現場で見えてきた“適性”の話
◆ネイリストに向いている人の特徴
✅ コツコツ練習ができる人
ネイルは“1日で完璧になる”ような仕事ではありません。
フォーム作り、筆の使い方、アートのバランスなど、全部「積み重ね」です。
私は不器用だったので、最初は“爪の表面に砂丘”ができるレベル(笑)
でも、地道にやってたら「この前よりキレイ!」って褒めてもらえるようになりました。
✅ 手先の作業が好きな人
細かい作業が苦にならない、むしろ好き。そんな人はやっぱり強いです。
パーツをピンセットでつまむ、筆をコントロールする、ジェルを均一に塗る…すべて“手先の繊細さ”が大事。
でも安心してください。最初から器用じゃなくても、ネイルの動きは“反復練習”で体が覚えます。
✅ 人との会話が苦じゃない人(聞き上手も可)
ずっと無言のまま施術…ということはあまりありません。
お客様との会話は、信頼関係をつくる上で大事な時間です。
しゃべるのが苦手でも「聞き役に回れる」「笑顔が自然に出せる」タイプなら問題なし。
※私は緊張しすぎて“お名前3回聞き返した”ことがありますが、今では「名前覚えてるの嬉しい♪」と言ってもらえます。
✅ 清潔感や気配りができる人
ネイルは“触れる”仕事なので、手元の清潔感・道具の管理・空間づくりなど、細かい配慮が求められます。
お客様が安心できる環境を整えるのも、ネイリストの仕事の一つです。
実は、私が新人のとき、ファイルの削りカスが机に残ってて、先輩に「それ、見えてるからね」と注意されました…地味に恥ずかしかったです(笑)
◆ネイリストに向いていないかも?なタイプ(でも大丈夫)
❌「一発でできないと無理」と思いがちな人
ネイルは“失敗の連続でうまくなる”仕事です。
完璧主義すぎると、かえって苦しくなってしまうことも。
最初から全部できる人なんていません。むしろ「できなかった分、伸びしろ!」と思える人が最後に伸びます。
❌ 集中力が持たない人
1〜2時間、同じ姿勢・細かい作業を続けるのがネイル。
途中で飽きたり、気が散ったりするとミスにもつながります。
とはいえ、集中力って“楽しさ”と“達成感”があると自然とついてくるものです。
※私は、時計を見ずに施術し続けた結果「え、3時間たってた!?」とびっくりした経験多数。
❌ 人と接するのが苦手すぎる人
接客業である以上、最低限の“会話”や“笑顔”は必要。
無理してテンション上げなくても大丈夫ですが、相手に安心感を与える“空気感”は必要です。
とはいえ、私も最初は「声小さっ!」って言われてばかりでした(笑)
少しずつ慣れていくものなので、スタート時点での“得意不得意”にあまりとらわれないでください。
P7|ネイリストになるまでにかかる費用と時間って?スクール・検定・道具代をリアル解説
◆まずは全体の流れをざっくり把握しよう
ネイリストを目指すためには、以下のような流れが一般的です。
- ネイルスクールに通う(または通信講座)
- JNECやJNAの検定試験を受ける
- 就職活動 or フリーで活動スタート
この3ステップを踏むのに、時間とお金はどれくらいかかるのか? 初心者向けにリアルに解説します。
※ちなみに私は、「道具?百均でいいでしょ」と思って失敗したタイプです(笑)
◆ネイルスクールにかかる費用
通うスクールや学ぶ内容の深さによって違いますが、おおまかにこんな感じです:
コース例 | 費用の目安 | 内容 |
---|---|---|
基礎コース(3〜6ヶ月) | 約20〜40万円 | ケア・カラー・3級レベル |
プロ養成コース(6ヶ月〜1年) | 約50〜100万円 | 1級+ジェル検定+サロン実習など |
通信・オンライン講座 | 約10〜30万円 | 自宅学習・動画視聴中心 |
スクールによっては分割払いや教育ローンに対応しているところもあります。
あと、キャンペーンで割引があることもあるので要チェック!
◆検定試験にかかる費用
ネイリスト技能検定(JNEC)と、ジェルネイル技能検定(JNA)の試験費用は以下の通り:
検定名 | 級/レベル | 受験料(税込) |
---|---|---|
JNEC技能検定 | 3級 | 6,800円 |
2級 | 8,800円 | |
1級 | 11,000円 | |
JNAジェルネイル検定 | 初級 | 6,600円 |
中級 | 8,800円 | |
上級 | 11,000円 |
検定はモデル(人の手)が必要になるので、友人やスクール仲間にお願いすることが多いです。
私は最初、母の手を借りたんですが、「爪が薄くて痛い!」とクレームが…謝りながら練習しました(笑)
◆ネイル道具・材料にかかる費用
最低限必要な道具とその費用は以下の通り:
- ファイル、プッシャー、ニッパーなど:1〜2万円
- ジェルネイルセット一式:2〜3万円
- LEDライト:1〜2万円
- 消耗品(コットン、消毒液など):毎月数千円
- 練習用チップ・ハンドモデル:5,000〜1万円
合計すると、5万〜10万円前後は見ておいた方が安心です。
スクールによっては「教材費込み」になっている場合もあります。
※私は「安く済ませよう」と某ネットショップでまとめ買いしたら、ジェルが全部ドロドロでした。安物買いの失敗あるあるです…。
◆ネイリストになるまでにかかる期間の目安
目標レベル | 必要な期間の目安 |
---|---|
趣味〜3級取得 | 約3〜6ヶ月 |
プロ就職レベル | 約6ヶ月〜1年 |
フリー開業レベル | 1年〜2年 |
自分のペース・通う頻度によって大きく変わるので、無理なく続けられるプランを選ぶのが大事です。
P8|ネイリストを目指す人によくある質問Q&A(スクール・検定・就職・働き方)
「ネイリストになりたいけど、疑問だらけ…」
そんな不安を抱えている初心者さんのために、よくある質問をまとめました!
実際に私も昔は検索魔になっていたので、ひとつひとつリアルな回答をしていきます!
Q1. ネイルの勉強って何から始めればいいの?
まずは道具に触ってみる&スクール情報を集めるのが◎です。
ネイルに必要な道具をざっと見てみたり、YouTubeで初心者向け動画を観るだけでも大きな一歩です。
そのうえで、しっかり学びたいと思ったら、ネイルスクールの資料請求や見学へ!
※ちなみに私は最初、100均のネイル筆で練習して「全然うまくいかん…才能ない…」と5分で落ち込みました(笑)
Q2. ネイルスクールってどこを選べばいいの?
選ぶポイントは以下です:
- JNA認定校かどうか(信頼と実績の証)
- 通いやすさと続けやすさ(場所・時間)
- 卒業後のサポートがあるか(就職・独立)
- 体験授業や見学ができるか
実際に行ってみると、雰囲気や講師との相性が分かるので、迷っているなら“足を運んでみる”のがベストです。
Q3. 働きながらでもネイルの勉強はできますか?
できます!
最近は夜間・土日対応のスクールや、オンライン授業・通信講座も増えているので、ライフスタイルに合わせて学びやすくなっています。
私は仕事終わりの夜7時からスクールに通っていたことがありますが、正直、帰りの電車では爆睡してました(笑)
でも「楽しい」気持ちがあると、意外と乗り越えられます!
Q4. 資格を取らないとネイリストにはなれませんか?
実は、資格がなくても働くことは可能です。
ただし、就職や信頼面では資格がある方が圧倒的に有利。
「JNEC3級」や「ジェルネイル初級」など、まずは初歩の資格を目指すのが一般的です。
資格取得は「技術と知識の証明」になるので、自信にもつながりますよ!
Q5. ネイルサロンへの就職ってどうやって探すの?
- ネイルスクールの就職支援を利用
- 美容業界専門の求人サイト(例:サロンdeジョブ、リジョブなど)
- インスタや公式サイトで直接募集を見つける方法もアリ!
ちなみに私は「求人応募のメールが緊張しすぎて5回書き直した」派です。
でも、面接で「一番熱意が伝わった」と言ってもらえたので…失敗しても大丈夫!
Q6. フリーランスネイリストって大変?
自由な反面、すべて自己責任。でもやりがいは大きいです。
働く時間・施術メニュー・料金も自分で決められる分、集客・経理・在庫管理など全部ひとりでこなす必要があります。
最初は「私、事務苦手だしムリかも…」と思ってましたが、アプリやテンプレを使って徐々に慣れました。
いまは経理アプリに「お世話になってます」と頭を下げたいレベルです(笑)
Q7. 男性ネイリストってアリですか?
もちろんアリです!むしろ近年は“強み”になります。
力加減の繊細さや独自の感性を活かして、ファンを増やしている男性ネイリストも多いです。
ジェンダーに関係なく、ネイルが好き・やりたいという気持ちが一番大切。
「えっ男性がネイル?」と思う時代は、もう終わってきてます。
Q8. 将来的に独立することもできますか?
可能です!
ネイリストのキャリアの先に「独立開業」や「サロンオーナー」という道もあります。
経験・実績・お客様の信頼を積み重ねていけば、夢ではありません。
私も「将来、カフェみたいなネイルサロンやりたいな〜」と妄想だけは昔から一人前でした(笑)
夢に向けて、一歩ずつ行動することが何より大事です!
P9|ネイリストを目指すあなたへ|10年後も“好き”でいられる仕事にするために
◆最初は「向いてないかも…」と思っていた私へ
正直に言うと、私はネイリストになりたての頃、何度も思いました。
「私、センスないかも」「向いてないのかな」「手が震える…」
でも今は、自信をもって言えます。
「この仕事に出会えてよかった」って。
自分の手で誰かの気分を明るくできる。
ありがとうを言ってもらえる。
好きなことが“誰かの価値”になる。
こんな仕事、なかなかありません。
◆ネイルは“技術”より“続ける力”が大事だった
最初は筆の持ち方すら怪しかった私が、今では“爪を見るだけで仕上がりを想像できる”ようになりました。
でも、それは“センス”じゃなくて“続けた日々”の積み重ね。
たしかに才能がある人もいます。でも、毎日少しずつでも練習して、悩んで、考えて。
その経験が、“自分だけのネイリスト像”をつくっていくんです。
ちなみに私は、初めての検定で緊張しすぎて手汗で筆がすべって、ラメをモデルの指全体にまぶした経験があります。
あのときの「笑って許してくれたモデルさん」に今も頭が上がりません(笑)
◆10年後、どんな自分でいたい?
- フリーで活躍してる?
- サロンのチーフネイリスト?
- 海外でネイルしてるかも?
- それとも、自分のお店をオープンしてる?
未来のことはまだ分からなくても、
“今の自分”が「ネイルやってみたいな」って思ったその気持ちは、本物です。
そしてその“好き”は、10年後のあなたの強みになっています。
それを信じて、まずは一歩、踏み出してみてください。

◆まとめ|ネイリストは、人生に“彩り”をくれる仕事
ネイルは爪を飾るだけじゃなく、人の心も、人生も、ちょっと明るくする魔法です。
それを届けるネイリストという仕事は、見た目以上に深く、やりがいにあふれた仕事。
そして、“技術”も“接客”も“自分の魅力”も、すべて“後から育てられる”から大丈夫。
ネイリストは、初心者にも優しい職業です。
優しいけど、奥深くて、だからこそ続けたくなる。
それが、私が10年以上この仕事を続けている理由です。
あなたも、一緒に“ネイルの世界”を楽しんでみませんか?