学び成長記録

成長は職場で決まる|長く続くお店と未熟な環境の違いとは

福岡アンドネイルのネイリスト

P1|どこで学ぶかで、成長のスピードは変わる

「長く続くお店」と「新しくできたお店」、なにが違うの?

オープニングのお店は、まだお客様もスタッフもこれから。
だから、決まっていないことが多くて、毎日がバタバタしがちです。先輩がいなかったり、教えてくれる人がいなかったりすることもあります。

ネイルサロンには、大きく分けて2つのタイプがあります。
ひとつは、ずっと続いてきたお店。もうひとつは、オープニング(新しくできた)のお店です。

一方で、長く続いてきたお店は、お客様との信頼関係もできていて、働くルールや教え方もちゃんと整っています
つまり、「こうしたらうまくいくよ」というやり方がちゃんとあるんです。

たとえるなら──
オープニングのお店は、まだ始まったばかりのキャンプ。
テントも火も、今からみんなで準備。道具も手探りで、自分たちでどうにかしないといけません。

でも、長く続いているお店は、ちゃんと準備された場所。
火もついてて、テントもあって、「ここに座ってね」って案内してくれる人もいる。
安心して、自分のことに集中できるんです。

だから、もし「ちゃんとネイリストとして成長したい」「本物を学びたい」と思っているなら──
長く続いてきたお店を選ぶと、きっとその気持ちに応えてくれるはずです。

ネイリストとして働き始めたとき、みんな最初は「一生懸命がんばろう」「ちゃんと上手になりたい」と思っています。でも実は、「どこで学ぶか」「誰のもとで働くか」で、その後の成長スピードにとても大きな差が出ることがあります。

たとえば、まだ経験が少ない経営者が始めたばかりのお店。想いがあっても、仕組みや教え方が整っていなかったり、なんとなくで動いてしまっていたりすることがあります。最初のうちは気づかず、「これが普通なんだ」と思って、そのまま間違ったやり方を覚えてしまうことも。

そうなると、気づいたときには「うまくなっていない」「自信がない」「でも何が正しいかわからない」と迷ってしまう。これは決して本人のせいではなく、学ぶ環境の問題なんです。

P2|なぜ未熟な経営が学びのブレーキになるのか

どんなにやる気があっても、働くお店の方針や考え方がしっかりしていなければ、努力はうまく実を結びません。
特に、オープンして間もないサロンや、経営者自身がネイリスト経験の浅い場合、こんなことが起きがちです。

「とりあえずSNSで集客して、メニューは他店を真似すればいい」
「スタッフ教育は現場で何とかなるはず」
「忙しくなったら誰かに教えてもらって」

このような曖昧な方針のままお店を動かしていると、新人のネイリストは正解がわからないまま現場に出されてしまうことがあります。最初に教えてもらったやり方が間違っていても、それを信じて努力してしまう。これでは、せっかくのやる気が空回りです。

たとえば、カウンセリングの時間を取らないまま施術に入るように言われたり、技術のチェックなしでお客様を任されたりすることもあります。本人は「こういうものなんだ」と信じて進んでしまう。でも後から別のサロンに行って「それ、ずっと間違って覚えてた」と気づく人は少なくありません。

参考記事:オープニングネイルサロンに飛びつく人の成長できない理由

P3|間違ったまま覚えてしまう怖さ

ネイリストの世界では、一度覚えた手の動きや接客のクセは、なかなか簡単には直せません。だからこそ、「最初にどこで学ぶか」はとても大切です。

たとえば、ジェルを塗る手順。先にベースを塗るのか、ケアの順番はどうなのか。サロンによって多少の違いはあるものの、基本の流れには理由があります。それをきちんと教わらず、感覚だけで真似して覚えてしまうと、あとで修正が必要になったときに大きな壁にぶつかります。

また、お客様との接し方にも同じことが言えます。言葉づかいや距離感、カウンセリングの進め方など、丁寧に教えてもらった経験がないまま、なんとなく自己流になってしまう。そうなると、自分では気づかないうちにお客様に不安を与えていたり、リピートにつながらない接客になっていたりすることもあります。

福岡でも、未経験でオープニングのサロンに入った方から「ちゃんと教わってこなかった」「間違いをそのまま続けていた」という声を聞くことがあります。努力していたのに、あとから「違っていた」と知るのはとても悔しいことです。

大事なのは、自分が未熟だからダメなのではなく、間違ったやり方を正しいと思い込んでしまう環境にいたことに気づくことです。そうならないためにも、最初の職場選びは、慎重に見ていく必要があります。

参考記事:ネイリストの背中を押してもらいたいときに読む話

福岡アンドネイルのネイリスト

P4|成長できる環境に共通すること

ネイリストを目指す人の中には、「とりあえず入ってみて、あとは流れでなんとかなる」と、少し気軽な気持ちで働き始める人もいます。けれど、そのなんとなくの選択が、のちに大きな差を生むことになるのです。

初めの職場環境というのは、将来の土台になります。たとえば、毎日バタバタしていて誰も教えてくれない。忙しさの中で技術が曖昧なまま進んでいく。お客様に対しても、ちゃんと向き合う時間がない。そんな日々を積み重ねてしまうと、いつの間にか「自信がない」「技術に不安がある」自分になってしまう。

一方で、成長できる環境には、共通してこんな特徴があります。

・質問できる先輩がいる
・技術をチェックしてくれる時間がある
・「なぜそうするのか」を丁寧に教えてくれる
・お客様を大事にする風土がある

こうした環境にいれば、未経験でも安心して技術を身につけていけますし、自分の中にも自然と誇りが育っていきます。

福岡アンドネイルでも、最初は何もできなかったスタッフが、数年後には「教える立場」になっていることがあります。それは、その人に才能があったからではなく、ちゃんと育つ場所にいたからです。

仕事としてネイルを続けていくなら、「最初の選択」がとても大切です。将来の明暗は、技術の才能やセンスで決まるのではありません。どんな環境で、どんな風に育てられたか。そこでほとんど決まってしまうのです。

ネイリストの仕事風景

P5|気づいた人から、成長できるお店に転職している

ネイリストの世界では、「あれ、私ずっと間違って覚えてたかも…」と、ある日ふと気づく瞬間があります。
思っていた以上にお客様に喜ばれていなかったり、周りのネイリストとの技術の差を感じたり。そんなとき、「このままでいいのかな」と不安になることもあるかもしれません。

でも、その気づきこそが、成長のチャンスです。

今いる場所では限界があると感じたら、思い切って環境を変えるという選択も決して間違いではありません。実際に、福岡でも「最初のサロンでは放置されてばかりだった」「ちゃんと教えてもらえる環境がほしくて転職した」という声をよく聞きます。

そして、そうした人たちが口をそろえて言うのは、「ちゃんとしたお店で働いたら、成長スピードが全然違った」ということ。

長く続いているサロンには、技術や接客のベースがすでにできあがっています。お客様との関係性もあり、信頼を積み重ねてきたスタッフが、丁寧に教えてくれる。無理なく、でもしっかりと学べる土台が整っているからこそ、「ちゃんと上手くなる」「自信が持てる」ネイリストへと育っていけるのです。

今の環境に迷いや不安があるなら、遅くありません。気づいたその時が、一歩を踏み出すタイミングです。将来を大切にしたいなら、今の自分がいる場所を見直すことも、大切な「仕事の選び方」なのだと思います。

P6|学び方の違いは、こんなに大きい

ネイリストという仕事は、専門学校を卒業してすぐに働き始める人も多く、社会経験がほとんどないまま就職するケースも少なくありません。

だからこそ、最初に出会う職場の存在はとても大きくて、その影響は想像以上に強くなります。言われたことを素直に信じて、一生懸命なぶんだけ、そのやり方に染まってしまうことがあるのです。

ときには、お客様への接し方まで、「このくらいでいいよ」「細かいこと言わないで」といった言葉を受け入れてしまい、自分では違和感を持ちながらも「これが正解なのかな」と思い込んでしまうこともあります。

私自身、これまで何人ものネイリストの成長を見てきました。ある子は、オープニングのお店に入り、先輩もいない中で感覚だけで技術を覚えました。いつも「これでいいのかな…」という不安を抱えながら働き続け、1年経っても自信が持てなかったそうです。

一方で、長く続くサロンに入った別の子は、最初の数か月で接客の基本、道具の扱い方、お客様との距離感をじっくり学びました。わからないことがあればすぐ聞ける先輩がいて、安心して経験を重ねることができ、1年後には後輩の練習をサポートするほどに成長していました。

同じ1年でも、学ぶ内容も気持ちの持ち方もまったく違っていたのです。

誰もが最初は子どものように右も左もわからないのは当たり前です。でも、だからこそ、安心して学べる場所、正しい方向へ導いてくれる人の存在がとても大切です。

P7|福岡でネイリストとして安心して成長できる場所を探すには

ネイルの仕事は、技術だけでなく「人と関わる力」や「お店の考え方」も一緒に育っていくものです。だからこそ、どこで働くかがとても大切。でも、求人サイトやSNSだけでは、そのお店の本当の姿まではなかなか見えてきません。

福岡にはたくさんのネイルサロンがあります。どこもおしゃれで、インスタの写真もきれいで、一見すると「どこも良さそう」に見えるかもしれません。でも、成長できる環境があるかどうかは、もっと別のところにヒントがあります。

たとえば、こんな視点で見てみてください。

  • お店が何年くらい続いているか
  • スタッフが定着しているか(よく人が入れ替わっていないか)
  • 未経験から育ったスタッフがいるか
  • お客様との距離感や関係性があたたかいか
  • 教える体制や練習の時間がちゃんとあるか

こうしたポイントがしっかりしているお店は、ネイリストの仕事を長く続けられるものとして支えてくれる可能性が高いです。逆に、すぐ辞めてしまうスタッフが多かったり、慌ただしさばかりが目立つお店は、安心して学ぶには難しいかもしれません。

福岡アンドネイルのように、何年も続けて働くスタッフがいて、未経験から育っている実例があるサロンは、学びやすさと働きやすさの両方が整っている証拠です。

一つひとつのサロンの裏側には、ちゃんと選ばれ続ける理由があります。見た目の華やかさだけで選ぶのではなく、自分の未来にとって意味のある職場かどうか、少し立ち止まって考えてみてください。

P8|自分の未来のために「選ぶ力」を持とう

ネイリストという仕事は、資格を取った瞬間がゴールではありません。むしろそこからが本当のスタートです。そして、どんな環境で働き、どんな人に出会い、どんなふうに学ぶかで、その後の未来がまったく変わってきます。

「技術を学べればどこでも同じ」と思っているとしたら、それは少しもったいない考え方かもしれません。教えてくれる人がどんな価値観を持っているか、どんな接客を大切にしているか。そこには、技術以上に大切な心の土台が育つかどうかの分かれ道があります。

仕事を始めたばかりのころは、どうしても言われたことをそのまま受け入れてしまいがちです。でも、あとになって気づくことも多いのです。

「あのとき、もっとちゃんと選べばよかった」
「最初に学んだ環境が、今もずっと影響してる」

そう思っている先輩たちを、これまでたくさん見てきました。

ネイリストとして働くというのは、単に爪を整えるだけではなく、お客様の手に触れながら、日々信頼を積み重ねていく仕事です。だからこそ、自分がどんな人になりたいのか、どんな風に成長したいのか。その思いを大切にして、働く場所を選んでほしいのです。

「ここなら安心して続けられる」
「ちゃんと向き合ってくれる先輩がいる」
「自分のペースで学ばせてくれる」

そんな場所を選ぶ力を、ぜひ持っていてください。未来を大切にしたいなら、「選ぶ力」は、自分を守る大きな武器になります。

P9|まとめ:あなたの技術と心を育てる場所を選んで

ネイリストの仕事は、一見すると華やかに見えるかもしれません。けれど実際には、お客様一人ひとりに向き合いながら、繰り返し丁寧に積み重ねていく、地道で真面目な仕事です。

だからこそ、最初に働く場所、そして学ぶ相手はとても大切です。教えてもらう言葉、見せてもらう手元、働く空気。そのすべてが、あなたの“これから”をつくっていきます。

もし今、不安や迷いがあるなら、それは立ち止まるサインかもしれません。
そして、もう一度ちゃんと考えてみることで、道は変えられます。

成長できる場所には、人がいます。支えてくれる人、教えてくれる人、励ましてくれる人。技術だけじゃなく、「働くことって、こういうことなんだ」と感じさせてくれる環境があります。

福岡でネイリストとして働きたい、長く続けていきたい、そんな想いがあるなら、どうか“続いてきたお店”に目を向けてみてください。そこには、誰かが安心して働き、誰かがきちんと育ってきた軌跡があります。

あなたの技術も、心も、大切に育ててくれる場所はきっと見つかります。
その一歩が、未来のあなたを支えてくれますように。

この記事を監修した人
ネイルサロン代表/JNEC1級ネイリスト /ジェル検定上級/(JNA)ネイルサロン衛生管理士/(JNA)ネイルサロン技術管理者 /アメリカ政府認定 カリフォルニア州 マニキュアリスト ライセンス取得
YUNO

監修:田口裕子(通称 YUNO)
(株)アンドクリエーションズ:代表
ネイリスト協会正会員 番号(1-07636)
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ネイリスト歴28年
サロン運営歴24年
ネイルスクール講師歴19年

厚生労働省 認可サロン(第1017033号/指定番号103号)、
日本ネイリスト協会: 認定サロン(登録番号0723-001)を運営。

通称「YUNO先生」。福岡市内でサロンを経営し、専門校の非常勤講師15年を務めています。現場経験を活かしてスタッフ育成・教育・業務委託契約・独立支援など、サロン運営全般を担当。採用情報や開業を考えるネイリストに向けて、実務経験と業界知識に基づいた情報を監修しています。

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