成長記録特集経験談集

楽しいを大切に。自分らしく働ける場所

ネイリスト

楽しいという自分の気持ちに、もっと素直になっていい

ネイリストとしての未来に迷ったときに、考えてほしいこと

最近、若いネイリストやネイルスクールの生徒さんたちを見ていて、ふと感じることがあります。
それは「ネイルは好き。でも、その先の未来が見えていない」ということ。

SNSで話題のネイルデザインを一生懸命に追いかけて、トレンドに敏感であることは、ネイリストとして大切なことです。でも、その情報の渦に巻き込まれてしまうと、「自分は何がしたいのか」「どういう働き方をしたいのか」「どんな人と仕事をしたいのか」といった、本当に大事な部分が見えにくくなってしまうこともあります。

参考記事:ネイリストが本当に向いている職場の見つけ方|“楽しい”で選ぶサロン

福岡で働くネイリストの多くが抱える、ある共通の悩み

福岡でネイリストとして働く人たちと話をしていると、「今の仕事にやりがいが感じられない」「転職したいけど、また同じようなサロンに行っても変わらない気がする」といった声を聞くことがあります。

実はそれ、自分の「好き」や「楽しい」をちゃんと見つめられていないことが原因かもしれません。

人から褒められるために技術を磨いて、SNSで注目されるためにトレンドデザインを真似して……。それも立派な努力です。でも、その中で「私はこの仕事が楽しい」と思える瞬間がどれだけあるでしょうか?

デザインの練習だけが、ネイリストの成長じゃない

技術の上達はネイリストにとって重要なこと。でも、成長とはそれだけではありません。たとえば、お客様に「ありがとう」と言われた瞬間。自分の提案が喜ばれたとき。無理に時間に追われず、のびのびと施術できた日。そうした日々の積み重ねの中にも、大切な成長があります。

私たちは、どこかで「上手に見せること」に縛られてしまいがちです。でも、それよりも大切なのは、「私はこの仕事が好き」と、素直に感じられる時間を増やすことだと思うのです。

楽しいと感じる環境を、自分で選んでいい

就職先や転職先を選ぶとき、「技術を学べるか」「有名なサロンか」といった条件に目がいきがちですが、それだけでは本当に自分らしく働くことは難しいかもしれません。

自分にとって楽しいと思える職場環境、気を使いすぎずにいられる仲間、無理なく続けられる働き方。そういった感覚的な部分にも目を向けてみてください。
福岡にも、そうした「楽しさを大事にしている」ネイルサロンはたくさんあります。

ネイリスト

参考記事:ネイリストの仕事は楽しい?それともつらい?“向いている人”の特徴

自分にとって心地よい職場って、どうやって見つけるの?

「今の職場は悪くないけれど、どこか息苦しさを感じる」
そんな風に思ったことはありませんか?転職や求人情報を見るとき、多くの人が「条件」や「通勤距離」ばかりに目が行きがちですが、実際に働き始めてから一番影響を受けるのは「職場の雰囲気」や「人間関係」です。

福岡でネイリストとして働く方の中には、こう話してくれる方がいます。

「以前は時間に追われるようなサロンで働いていました。施術も接客も流れ作業みたいで、お客様との会話もゆっくりできなかったんです。でも、今は一人ひとりにきちんと向き合える職場に転職してから、毎日が本当に楽しくなりました。」

このように、「技術を磨けるか」以上に、「その時間を誰とどんな風に過ごすか」が、ネイリストとしての満足度に深く関わってきます。

楽しさの価値観は人それぞれ

職場を選ぶときに、自分の価値観に合った環境かどうかを確認することも大切です。たとえば、

  • 静かな空間で落ち着いて施術したい
  • 仲間と協力しながら刺激のある日々を送りたい
  • 時間に縛られすぎず、自分のペースで働きたい

など、人によって「楽しいと感じる働き方」は違います。求人票だけでは分かりにくい部分も多いですが、見学や面接の際にスタッフ同士の会話や空気感を観察してみると、そのサロンの素の姿が感じられることがあります。

福岡で見つかる、自分らしく働けるサロン

福岡は、ネイル業界の中でも感度の高い街です。トレンドにも敏感で、働き方の多様化も進んでいます。固定給・業務委託・自由出勤など、求人の選択肢が広がっているからこそ、自分に合った職場を探しやすい環境とも言えます。

たとえば、「福岡アンドネイル」のように、クーポンサイトに頼らずリピーター中心で運営されているサロンでは、時間に追われず、技術よりも人との関係性を大切にする働き方ができます。

また、育休や産休制度が整っていたり、女性同士でも気を使わずに話せる雰囲気の職場も増えてきています。こうした環境があることで、「ネイルが楽しい」と感じられる時間が、もっと長く続くのです。

一度立ち止まって、自分の「楽しい」を見つめ直してみる

仕事選びに正解はありません。けれど、「なんとなく続けているだけ」の毎日では、技術も気持ちも疲れてしまうことがあります。

今の自分にとって、どんな働き方が心地よいのか。どんなときにネイルの仕事を楽しいと感じたのか。
それを見つめ直すことで、自然と「自分に合った求人」が見えてくるようになります。

「自分らしさ」を取り戻した転職|あるネイリストの実例

ここで、福岡で実際に転職したあるネイリストの経験をご紹介します。彼女は21歳で美容専門学校を卒業後、県外の大手サロンに就職しました。最初のうちは、技術を覚えることや目まぐるしいサロンワークにやりがいを感じていたそうです。

ですが、半年を過ぎたあたりから、こんな気持ちが湧いてきたといいます。

「毎日、目の前のお客様に集中したいのに、時間と売上ばかり気にしてしまう。楽しいと思える余裕がないことに気づいてしまって……」

そんなとき、たまたま帰省した福岡で、地元のネイルサロンを見学する機会がありました。それが、彼女にとっての転機になったのです。

転職の決め手は、技術ではなく空気感

「お店のスタッフさんたちが、すごく自然体でお客様と話していて、無理に何かを頑張ってる感じがしなかったんです」
と彼女は話してくれました。

技術の高さや店舗の大きさよりも、そのサロンで過ごす時間そのものに魅力を感じたといいます。

結局、彼女は福岡に戻り、思い切って転職することを決意しました。現在は、アートも接客も自分のペースで取り組める環境で、ネイリストの仕事を楽しめているそうです。

「楽しいって、こういうことだったんだって、今すごく実感しています」
と笑顔で話す姿は、以前よりもずっと自信に満ちていました。

求人情報に書かれていない本当の魅力を感じるには

求人サイトやサロンの採用ページには、条件や制度は書いてあっても、職場の空気感まではなかなか伝わってきません。でも、その「なんとなく心地よさそう」「スタッフの表情が柔らかい」という第一印象こそ、自分の感性に合うかどうかの大事なヒントになります。

福岡には、個人サロンや自由なスタイルで働ける職場も多く存在します。そうした中から、自分の直感を信じて選んでみるのも一つの方法です。

転職や就職というと、つい「安定」や「条件の良さ」で考えてしまいがちですが、本当に長く続けたいと思える仕事は、「好き」と感じられる瞬間が積み重なっていく場所にあるのだと思います。

ネイルの仕事を長く楽しむために、心の声に耳を傾けてみる

ネイリストという仕事は、技術職であると同時に、接客業でもあります。常にお客様と向き合い、人の手に触れ、気持ちを感じ取りながら施術を行う——
だからこそ、心が疲れているときには、それがそのまま仕事にも影響してしまうことがあります。

福岡でサロンを運営していると、技術は申し分ないのに、なんとなく表情が硬くなってしまっているネイリストさんと出会うことがあります。そういう方に話を聞いてみると、「最近、自分でも何を頑張っているのかわからない」とぽつりとこぼすことがあります。

その一言に、ハッとさせられます。

忙しさの中で、気づかないうちに自分を置き去りにしていないか

日々のサロンワークは、想像以上にタイトです。予約の合間に片付け、在庫確認、次のお客様の準備、SNS更新……。一見、華やかに見える仕事の裏では、休む間もなく手を動かし続けている人も多いのではないでしょうか。

そんなときこそ、「今日は楽しかったな」と思えるか、「もう無理かも」と感じるか、自分の気持ちを丁寧に振り返る時間を持つことが大切です。

ネイリストとして働く上で、一番の財産は自分自身の感情です。楽しいと感じられる気持ちがあれば、技術も自然と伸びるし、接客も前向きになれる。逆に、心が疲れたままでは、どんなにスキルがあっても満足のいく働き方はできません。

一度、自分の「理想の1日」を思い描いてみる

もし今の働き方に少しでもモヤモヤを感じているなら、思いきって紙に「理想の1日」を書き出してみてください。朝はゆっくりスタートしたい、1人ひとりのお客様と丁寧に関わりたい、アートに集中する時間を持ちたい……

その願いは、もしかすると今の職場では叶えづらいかもしれません。でも、福岡にはその価値観を大切にしてくれるネイルサロンや求人先があるのも事実です。
環境が変われば、自分の気持ちも変わります。

小さな違和感を見逃さないことが、自分を守ることになる

「ここで頑張らなきゃいけない」「せっかく入ったから辞めるのは申し訳ない」
そう思って無理をしているネイリストも少なくありません。でも、違和感を感じたまま我慢して働き続けると、最終的にはネイルそのものが嫌いになるという、いちばん悲しい結果につながることもあります。

だからこそ、ほんの少しでも「違う働き方もあるかも」と感じたときには、自分を責めるのではなく、次の可能性を探してみてください。
転職や新しい環境に踏み出すことは、逃げではなく、自分の未来を大切にする一歩です。

楽しいという気持ちを大切にした先にあるもの

ここまで読んでくださった方の中には、今まさに「自分はどうしたいのか」「このまま今の職場でいいのか」と悩んでいる方もいるかもしれません。

そんなときにこそ、立ち止まって考えてみてほしいのです。

自分がネイリストという仕事に惹かれたきっかけは、何だったでしょうか?
お客様の笑顔だったかもしれないし、アートの世界に夢中になった瞬間かもしれません。誰かの手に触れながら、「この時間が好き」と感じたことがあるはずです。

その感情を、これからも大切にできる働き方は、きっとどこかにあります。むしろ、それを大切にしてこそ、長く続けられる仕事になるのだと思います。

福岡で、もっと自分らしい働き方を

福岡には、いろんな形でネイリストとして働ける場所があります。サロンワークに集中したい方、子育てと両立したい方、アートに特化した仕事がしたい方——
今の時代、働き方は一つではありません。

だからこそ、「楽しいと感じられる環境」で働くことは、甘えでもわがままでもなく、真剣に向き合うべき選択です。

そして、そういった職場を探す中で、きっとあなたの本当の強みや心地よさの軸も見えてくるはずです。

最後に、これからのあなたへ

どんなに忙しい日々でも、「ネイルの仕事ってやっぱり好き」と思える瞬間があるだけで、前に進む力になります。

あなたの楽しいという気持ちは、誰よりもあなた自身を元気にしてくれます。そしてその感情は、きっとお客様にも伝わるものです。

もし今の環境に少しでも迷いがあるなら、自分のために働き方を見直すことを、どうか恐れないでください。

ネイリストという仕事には、まだまだたくさんの可能性があります。福岡という街で、自分に合った場所を見つけながら、あなただけの楽しいを見つけてほしいと思います。

最後にひとつだけ

ネイリストとして、もっと上を目指したいと思う気持ちも、今の自分に少し違和感を持っている感覚も、どちらも間違っていません。ただ、迷ったときには、「自分が一番楽しいと感じる瞬間は、どんなときか?」を思い出してみてください。

その答えは、案外シンプルで、そしてあなたのこれからの働き方や求人の選び方にもヒントを与えてくれるかもしれません。

この記事を監修した人
ネイルサロン代表/JNEC1級ネイリスト /ジェル検定上級/(JNA)ネイルサロン衛生管理士/(JNA)ネイルサロン技術管理者 /アメリカ政府認定 カリフォルニア州 マニキュアリスト ライセンス取得
YUNO

監修:田口裕子(通称 YUNO)
(株)アンドクリエーションズ:代表
ネイリスト協会正会員 番号(1-07636)
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ネイリスト歴28年
サロン運営歴24年
ネイルスクール講師歴19年

厚生労働省 認可サロン(第1017033号/指定番号103号)、
日本ネイリスト協会: 認定サロン(登録番号0723-001)を運営。

通称「YUNO先生」。福岡市内でサロンを経営し、専門校の非常勤講師15年を務めています。現場経験を活かしてスタッフ育成・教育・業務委託契約・独立支援など、サロン運営全般を担当。採用情報や開業を考えるネイリストに向けて、実務経験と業界知識に基づいた情報を監修しています。

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